WordPressのアップデートとは?

WordPressはオープンソースのブログシステムで、有志のボランティアにより日々メンテナンスが行われています。

メンテナンス内容は、WordPress本体のアップデートを行う事で反映されます。
アップデートには以下の2種類があります。

  • 大規模な機能変更「メジャーアップデート」
    大きな仕様変更や機能追加などが行われます。
    WordPress管理者が手動でアップデート作業を行う必要があります。
  • 小規模な機能変更「マイナーアップデート
    不具合の修正やセキュリティ対策が行われます。
    手動でアップデート作業を行う必要はなく、システムで自動更新が行われます。(初期設定)

これらのアップデートは、WordPressを常に最新・安全な状態に保つ為に必要です。特にどちらのアップデートにも含まれているセキュリティ対策は、安全なサイト運営に欠かせません。

メジャーアップデートによる影響は?

最近では、2018年12月にメジャーアップデートが行われました。

このメジャーアップデートでは、新エディタ(Gutenberg)が導入されました。
新エディタのリリースにより、旧エディタ(Classic Editor)のサポートは2021年で終了するとアナウンスされています。(2018年1月時点)

このように、新機能が導入されると旧機能のサポートはいずれ終了しますので、動作保証が得られない状態になります。

また、WordPress内部で動作するプラグイン(機能追加用プログラム)も、基本的に最新のWordPressをベースにして開発・アップデートされます。その為、WordPressが古いままだと導入済みのプラグインが動作保証対象外となり、サイトの動作に支障が出てしまう可能性があります。

メジャーアップデートを行うには?

メジャーアップデート作業は、WordPressの管理者権限を持つアカウントでログイン後、通常は管理画面の案内に沿ってワンクリックで実行できます。

但し、トラブルに備えて事前にWordPress関連データ一式のバックアップを取得するなどの対応が必要になります。
また、万が一トラブルが発生した場合は原因の特定と対策を行う為の作業が発生し、場合によってはWordPressをアップデート前の状態に復旧しなければいけない可能性もあります。

事前準備やトラブル対応には専門的な知識が必要になりますので、メジャーアップデートをご検討の際には弊社にご相談いただきます事をおすすめします。